【林道土砂崩れ】20日早朝からヘリコプターによる下山希望登山者らの救助活動行われる(静岡市葵区)
19日、静岡市葵区の南アルプスにつながる林道で土砂崩れが起き、一時、登山者ら190人が孤立し、20日 朝から、ヘリコプターによる救助活動が行われています。
静岡市によりますと、土砂崩れは、静岡市葵区の南アルプスへつながる林道で発生し、この影響で登山者やリニア中央新幹線工事の作業員など計190人が孤立しました。
20日の救助活動は午前6時ごろから始まり、下山希望の登山者100人が、滞在していた「椹島ロッヂ」から、県や静岡市のヘリコプターで順次、井川診療所まで搬送されています。
(50代の救助者)
「孤立していたところから抜けられたという安心感は強かった」「地面に降りるまで気が気でなかった」「部屋を用意していただいて、食事もあり、お風呂も入れたので、きょう、どうなるかわからない部分もあったが、皆さんで励まし合いながら過ごすことができた」
静岡市は、安全が確認でき次第、土砂の撤去を始める予定で「20日 中にも、人が通れる道路の確保に努めたい」ということです。