【祖父宅侵入犯行】御殿場市の男性への強盗傷害などの罪問われた男ら被告2人に実刑判決(地裁沼津支部)
2023年、静岡・御殿場市で発生した強盗傷害事件の裁判員裁判で、地裁沼津支部は、男らに実刑判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、いずれも静岡・富士市の被告で、解体作業員の男と、無職の男の2人です。判決などによりますと、2人は、2023年8月、解体作業員の祖父で御殿場市の男性の家に強盗目的で侵入した上、男性を殴り全治2か月のけがをさせたとして強盗傷害の罪などに問われていました。
27日の判決で、野澤晃一裁判長は、「被害者に重い傷害を負わせていて被害結果は重大。 位置情報から犯行が発覚しないよう携帯電話を置いて行ったり、手袋を購入するなど一定の計画性が認められる」などと述べ、解体作業員の被告の男には懲役6年6か月の実刑判決、また、無職の被告の男に対しては、覚せい剤取締法違反の罪と合わせ、懲役8年の実刑判決を言い渡しました。