私たちの町は住みやすいか…中学生がアイマスクを着用し町歩き体験(静岡・藤枝市)
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視覚に障がいを持つ人たちにとって私たちの住む町は住みやすいのか、中学生が実際にアイマスクをして町を歩き体験しました。
この体験をしたのは、静岡・藤枝市立青島北中学校2年の生徒74人です。生徒たちは3人の組に分かれて、1人がアイマスクをして視覚障がいのある人の体験をし、もう一人がそれを誘導する役、もう1人がその様子を記録をする役割を交代で体験しました。
(生徒)
「言うのが遅い、わかりづらい」
青島北中学では、毎年、視覚障がいのある人から話を聴いたりユニバーサルデザインについて学習をしています。20日は、駅の改札口付近の人がたくさん往来するところや、階段などの通行が難しいところなどの不自由さを体験しました。
(生徒)
「暗くて段差や障害物が見えなくなる、転びそうで怖かった」
「肩を貸してあげたり場所を教えてあげたり、自分ができる手助けをしてあげたい」
生徒たちは、周りが見えないことの怖さや、普段は気にしていない点字ブロックの大切さなどをあらためて実感しているようでした。