岐阜水枯れ問題 静岡県がJR東海に説明求める文書提出
リニア工事における岐阜県の水枯れ問題をめぐり、静岡県はJR東海にボーリング調査に関する対応などを文書で求めました。
リニア中央新幹線のトンネル掘削工事を進めている岐阜県瑞浪市では共同水源やため池などの水位が低下し、一部で使用できなくなっています。
一方、静岡工区をめぐっては山梨県から静岡県境に向けたボーリング調査が5月再開しており、森副知事は5月31日JR東海に「岐阜県の水枯れ問題の詳細や対応状況」、「今後のボーリング調査に関する対応」について文書で説明を求めました。
この中では「岐阜県の事象を踏まえこれまで専門部会で提示されたリスク管理の有効性を再確認し、必要に応じて追加の措置を検討していただく必要がある」とコメントしています。