御殿場市に住む70代の女性が、金融機関職員を名乗る男にキャッシュカード3枚を盗まれる詐欺事件がありました。

警察によりますと、13日午前10時半ごろ、御殿場市の70代の女性宅に家電量販店の店員をかたる人物から「あなたのキャッシュカードを使おうとしている人がいる」「こちらから警察に連絡しておく」などと電話がありました。

その後今度は警察官や金融機関職員をかたる人物から、「先ほどの件は詐欺」「カード凍結のためカードの番号と暗証番号を教えてほしい」などと電話がありました。

そして13日午後3時半ごろ、女性宅を訪れた金融機関職員を名乗る男に、キャッシュカードを封筒に入れて封印するよう指示されて応じたところ、隙をみてすり替えられ、カードを盗まれたということです。

警察は、たとえ警察官や金融機関職員を名乗る相手でも、「他人にカードを提示したり手渡したりしない」「暗証番号を教えたり、メモしたりない」ように呼びかけています。