「巨大地震注意」受け交通機関 遅れ・運休など対応も
南海トラフ地震臨時情報を受け静岡県内では、交通機関の遅れや運休、また水や食料などを買いそろえておこうという動きも出ています。
(辻本 真生記者)
「午前8時半すぎのJR静岡駅です。一部新幹線で速度を落として運行していますが特に目立った混乱はありません」「しかし改札前に臨時情報に関する運行状況が掲示されてい て新幹線乗り場に向かう人の姿が見受けられます」
JR東海は「巨大地震注意」の発表に伴い、今後1週間程度の間、東海道新幹線の三島-三河安城駅間の上下線で通常より速度を落として運行する予定だということです。これにより少なくとも10分以上の遅れが見込まれています。また、静岡-甲府駅間を運行する特急「ふじかわ」も1週間程度運休するということです。
一方、8日夜の情報発表以降、県内のホームセンターやスーパーでは多くの人が水や米などを買い求めてる状況だということです。専門家などは「物流が止まっているわけではないので、 冷静な行動をとってほしい」と呼びかけています。