【物価のゲンバ】もうすぐ春もの流通! 野菜の価格はどうなる…? いまお買い得な野菜は?
価格高騰が続いている食卓に欠かせない「野菜」ですが、春になり収穫量が増えてきている影響で、ブロッコリーやホウレンソウなどが平年並みとなっています。
札幌市豊平区のスーパー・キテネ食品館です。
野菜の高値が続いていますが、暖かくなり、野菜の価格に変化は起きているのでしょうか?
青果を担当する田中圭太さんに伺います。
ずっと高値が続いていたキャベツですが、3月20日の価格は1玉322円。
同じ葉物野菜の白菜は、4分の1カットの価格は270円。
どちらも価格は高い状態が続いています。
キャベツと白菜の今後の見通しはどうでしょうか?
(キテネ食品館月寒店タナカ商店 田中圭太社長)「春物が出荷されてくる4月ごろに2割ほど価格が下がると思う」
その中でいま、ねらい目の野菜は何がありますか?
(キテネ食品館月寒店タナカ商店 田中圭太社長)「こちらのブロッコリーですね、大玉サイズで171円。暖かくなってきて収穫量が増えたので、先週から平年並みに戻りました。実質的には2割ほど価格が下がっていますのでおすすめの野菜になります」
他はいかがでしょうか?
(キテネ食品館月寒店タナカ商店 田中圭太社長)「あとはホウレンソウがオススメですね。これは今週から平年並みの価格に戻りました」
20日のホウレンソウの価格は117円、今後はどうなりますか?
(キテネ食品館月寒店タナカ商店 田中圭太社長)「これも暖かくなってきて収穫量が増えてきているので、このぐらいの価格が来週以降も続く見通し」
春が近づいてきたことで買い求めやすい野菜が増えているんですね。
これまで高止まりしていた野菜が平年通りの価格に戻ってきて、すこし家計のやりくりが楽になるかもしれません。