函館から札幌へ 家庭ごみを鉄路で輸送検討 ごみ焼却施設の改修工事で焼却炉停止 北海道
北海道函館市は、ごみ焼却施設の改修に伴い「家庭ごみ」を札幌に鉄道で輸送することを検討していることがわかりました。
函館市が検討しているのは、市内で回収された「家庭ごみ」を廃棄物専用のコンテナに積み、鉄道貨物で札幌市に運ぶ計画です。
函館市では去年から、市内唯一の「市営ごみ焼却施設」の改修工事を段階的に進めています。
3基ある焼却炉、すべてが同時に停止する時期が2028年度までに合わせて77日間あり、この期間の「ごみの処理」を、札幌市に委託することを検討しています。
函館市と札幌市は近くごみ処理の委託について協定を結ぶ方針で「家庭ごみ」を鉄道貨物で運ぶ取り組みが実現すれば道内初となります。