北海道・片岡寿都町長「新たな調査地区が出てくること期待」核ごみ調査、玄海町「文献調査」受け入れ表明を受けコメント
佐賀県玄海町の町長が2024年5月10日、高レベル放射性廃棄物いわゆる「核のごみ」の最終処分場を選ぶための「文献調査」受け入れを表明したことを受け、13日、北海道寿都町の片岡春雄町長がコメントを出しました。
「決断に心から敬意と感謝を申し上げたいと思います。私もこの約3年半、同じ思いの首長が早く出てきてほしいと期待しておりました。寿都町、神恵内村、玄海町での議論の輪が全国に広がり、さらに新たに調査地区が出てくることを期待しております」
文献調査は2020年に、北海道の寿都町と神恵内村で全国で初めて実施され、現在、国側がいずれのマチも概要調査に進む「候補地」とする報告書を取りまとめています。
寿都町と神恵内村では、次の「概要調査」の賛否を問う住民投票を検討していて、今後、議論が加速する可能性があります。