客が夢中になる「モツらーめん」 一度は閉店…新店主がレシピ受け継ぎ復活 北海道北見市
今週お送りしている、ゴールデンウイークに足を運びたくなる「わがマチの寄り道グルメ」。
2日は北海道北見市留辺蘂町で長年愛される「モツらーめん」です。
豚のモツがふんだんに入ったピリ辛の味が大人気です。
お客さんが夢中で食べる看板メニューが…
(店員)「お待たせしました。モツらーめんになります」
新鮮な豚モツをふんだんに使った「モツらーめん」です。
ピリ辛のスープとたまご麺が食欲をそそる大人気メニューです。
モツらーめんを提供するのは、北見市の中心部から車でおよそ30分。
留辺蘂町にある「すずや食堂」です。
昭和33年にオープンして地元で愛されてきましたが、前の店主が体調不良で2022年9月、やむなく閉店。
そんな中、自分の店を持ちたいと考えていた武田さんが食堂を引き継ぎました。
(武田明子さん)「何度か来させていただいて、美味しいなと思っていつも食べていました。いつもモツらーめんを食べていました」
武田さんは先代からレシピを引き継ぎ、モツらーめんを目当てにやって来るお客さんに、これまでと変わらぬ味を提供しています。
(客)「ここに来たら絶対モツらーめん。辛いんだけど美味い。うま辛い!」
(客)「引き継ぐ方ができて、また長くできるんだと思って、それで来るようにしました」
看板メニューの人気ぶりを実感した武田さん。
将来に向けて思いを新たにしています。
(武田明子さん)「味変わらなくて美味しいよと言っていただける場合もありますし、頑張ってねと応援していただけるのでありがたい。50年以上前からあるお店ですので、二世代・三世代と来ていただけたらいいなと思っています」
地元で愛され続けてきたモツらーめん。
今後も変わらぬ味でお客さんを迎えます。