「口の中でとろける」ステーキ丼 日高昆布を食べ育った黒毛和牛のうまみ 北海道新ひだか町
今週お送りしているゴールデンウイークに足を運びたくなる「わがマチの寄り道グルメ」。
30日は、北海道新ひだか町で人気の「ステーキ丼」です。
日高らしい一味違った特徴が詰まっています。
赤身肉をふんだんに使ったステーキ丼にー
肉汁たっぷりの「ハンバーグ」も!
日高ならではの牛肉を堪能できるのは、札幌から車でおよそ2時間半・新ひだか町にある焼き肉店です。
(店員)「お待たせしました。こぶ黒ステーキ丼です」
(店員)「こぶ黒ハンバーグの200グラムです」
ここで提供される牛肉は、日高昆布の「こぶ」と黒毛和牛の「黒」をあわせて「こぶ黒」と名付けられました。
(ステーキ丼を食べた人)「やわらかさと口の中でとろける。肉自体の味もしっかりしているのでタレもいらない。肉のまま食べられる」
(ハンバーグを食べた人)「肉汁がすごくて、めっちゃおいしいです」
店を経営する松本幸樹さんです。
松本さんの牧場ではおよそ400頭の黒毛和牛を飼っています。
地元の「日高昆布」を製品する時に出る切れ端を有効活用して、牛のエサにしています。
(黒毛和牛のドン 松本幸樹さん)「昆布を与えることによって旨味がぐっとあがるので、いろんな料理に合うと思う」
肉の脂肪分であるサシが広がり・・・
赤身が濃い肉になりました。
最近では、全国の「食の専門家」からも評価されていると言います。
(黒毛和牛のドン 松本幸樹さん)「地場産の肉で、私たちが作った肉を地元で安価に召し上がれるというのがなかった。そういったことがきっかけで、ステーキ丼を地元で安く食べてほしいなというのが始まりですね」
松本さんのステーキは地元・桜まつりの出店でも提供され、観光客の人気を集めていました。
日高らしい特徴が詰まった牛肉「こぶ黒」。
今後はコロッケの全国販売を検討しているということです。