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“大赤字から黒字化にめど” 札幌ドーム・山川広行社長が退任へ「組織の若返りが必要」 札幌市

2025年3月25日 12:03
“大赤字から黒字化にめど” 札幌ドーム・山川広行社長が退任へ「組織の若返りが必要」 札幌市

札幌市豊平区の「大和ハウス プレミストドーム」を管理・運営する札幌市の第三セクター「札幌ドーム」は2025年3月25日、山川広行社長(68)の退任を発表しました。

札幌ドームによりますと、2025年6月下旬に開催予定の株主総会をもって退任するということです。

札幌ドームはプロ野球・北海道日本ハムの本拠地移転後、2024年3月期の決算で、最終的な儲けを示す純損益が6億5000万円の赤字となりました。

2025年3月期についてはネーミングライツの締結により「大和ハウス プレミストドーム」として、黒字となる見通しを公表しましたが、任期を迎える6月下旬での退任を決断したということです。

札幌ドームの山川広行社長は「昨年度は赤字決算となりましたが、今年度につきましては、ネーミングライツ契約の締結により新たに歩みを始めることができ、目標としておりました黒字化を達成できる見通しです」「ひとつひとつの取り組みが形となり始めた今、求められる新たな発想やアプローチには組織の若返りが必要であると判断し、退任の意思を固めました」とコメントを発表しました。

後任については2025年6月の株主総会と取締役会で決定するということです。

最終更新日:2025年3月25日 12:04
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