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規定に反しUSBメモリ校外に持ち出し…児童30人分の個人情報紛失 北海道積丹町の小学校

2024年7月11日 18:17
規定に反しUSBメモリ校外に持ち出し…児童30人分の個人情報紛失 北海道積丹町の小学校

北海道・後志の積丹町教育委員会は、町立美国小学校の教諭が、児童30人分の個人情報が入ったUSBメモリを紛失したと発表しました。

町教委によりますと、USBメモリはまだ見つかっておらず、中には児童30人分の名前や、集合写真などが入っているということです。現時点では、情報の流出は確認されていません。

この教諭は6月21日に学校内でUSBメモリを使用し、作業後、自宅にUSBメモリを持ち帰ったということです。

7月4日に作業しようと職員室の自席を探したものの、USBメモリが見つからず紛失に気づき、9日に学校に報告しました。

学校の規定で、USBメモリは校長の許可がないと持ち出せないことになっていましたが、教諭は許可を得ずに日常的に自宅に持ち帰っていたということです。

学校は、10日に児童や保護者に事情を説明、謝罪しました。

紛失したUSBメモリにはパスワードがかかっていなかったことから、今後は情報のセキュリティ面を強化するなど再発防止策をとっていくということです。

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