北海道池田高校は2024年8月30日、個人情報の不適切な管理があったとして会見を開きました。

高校によりますと、8月23日、2年生の担任教諭が生徒との個人面談のため、生徒17人の家庭環境調査表が綴じられたファイルを教室に持っていったということです。

教諭は面談終了後にファイルを教室内の生徒の机の中に置き忘れてしまい、29日、生徒が教室の自分の机の中にファイルが入っているのを発見し閲覧しました。

家庭環境調査表には生徒の氏名、健康状態、性格の特徴、保護者の勤務先などの個人情報が記載されていましたが、現時点ではこの生徒以外、インターネットも含めて情報の流出は確認されていないということです。

高校では30日、関係する生徒と保護者に対し、概要を説明し謝罪したということです。

高校は30日、謝罪会見を開き、経緯を説明したうえで、今後、個人情報の取り扱いをより一層、徹底し、再発防止に努めたいとしています。