新幹線工事との因果関係は?北海道黒松内町で川の水枯れる…農家困惑、応急対策も…調査続く
北海道新幹線のトンネル工事が進む後志の黒松内町で、町内を流れる川の水が枯れていたことがわかりました。
建設を進める鉄道・運輸機構が調査を続けています。
水が枯れていることがわかったのは、黒松内町の「神社の沢川」です。
2024年6月、北海道新幹線の建設を進める鉄道・運輸機構が川の流量調査をしていたところ、水が枯れていることを確認したということです。
周辺では、新幹線の内浦トンネルの工事が進められていて、鉄道・運輸機構が因果関係を調査しています。
町によりますと、周辺の農家が家畜用に川から引いていた水が使えなくなっていて、鉄道・運輸機構が営農用水の配管を追加して、応急対策を行ったということです。
鉄道・運輸機構は、「トンネル工事との因果関係が確認されれば、適切に対応してまいります」とコメントしています。