道議会「収支改善策を運賃の値上げに依存」と指摘 JR北社長を参考人招致 中期経営計画まとめ
JR北海道が中期経営計画をまとめたことをうけて、JR北海道の綿貫社長が道議会に参考人として招致され、経営改善に向けた今後の事業展開について説明しました。
(JR北海道 綿貫泰之社長)「当社の徹底した経営努力を前提に国や道からも支援措置をいただき、経営自立に向けた取り組みを進めている」
JR北海道の綿貫社長は道議会の特別委員会で、2024年4月に発表した今後3年間の中期経営計画について説明しました。
JR北海道は最終的な損益について、来年度に黒字化させることを目標にしています。
2025年4月には、すべての路線の運賃を平均8%値上げする方針ですが、議会側は「収支改善策を運賃の値上げに依存している」と指摘しました。
また、綿貫社長は北海道新幹線の札幌延伸が延期となった場合でも、札幌駅周辺の再開発は予定通り進めると改めて強調しました。