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“札幌の発明少女”開発現場に密着…アイディアの源は“100均”⁉いま“若者の特許”がアツい

2024年9月8日 0:07
“札幌の発明少女”開発現場に密着…アイディアの源は“100均”⁉いま“若者の特許”がアツい

わずか11歳という若さで特許を取得した“発明小学生”が札幌にいます。

アイデアのきっかけとなったのは、日常生活で感じた身近な疑問からでした。

小学生が開発した発明品とはどんなものなのでしょうか?

小学生が特許取得“CO2で虫バイバイ”

(発明品動画)「わ!ゴキブリだ!そんな時はこれ。CO2で虫バイバイマジックキャッチャー」

これは、虫を箱の中に閉じ込めて、二酸化炭素で窒息死させるという装置です。

画期的な発明品として、2024年6月に特許を取得しました。

(記者)「特許を取得した人がいると聞いたのですが・・・」

(奥天優衣さん)「奥天優衣です」

発明したのは、札幌市に住む小学6年生の奥天優衣さん。

(奥天優衣さん)「これです。6月です」

優衣さんはわずか11歳で特許を取得。

小学生の特許取得は、全国的にもほとんど例がないといいます。

発明品は「害虫捕獲、解放および駆除装置」。

いったいどのようなものか、さっそく見せてもらいました。

(奥天優衣さん)「虫を狙って閉じて、二酸化炭素を数秒箱の中に入れると、虫の気門に入って窒息死します。このまま捨てることもできるし、二酸化炭素を入れなければ逃がすこともできます」

優衣さんが思いついたのは、捕獲した虫を二酸化炭素で窒息死させる装置です。

二酸化炭素を注入しなければ、虫を逃がすこともできるという点が、これまでにない発明として特許に繋がったといいます。

(奥天優衣さん)「いとこの子どもが小さいとき殺虫スプレーが使えなかったので、何か方法がないかと考えました」

身近な疑問から画期的なアイデアにー

そんな優衣さんが発明のヒントにしている場所があります。

発明小学生のアイデアは…100均から!

(奥天優衣さん)「これは電気の力を使ってハエをとることができる」

(母・和美さん)「ラケットみたい」

訪れたのは、近所にある100円均一の店。

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