通称“オホ弁” オホーツク産の食材にこだわった「うな釜めし」 新名物の予感 北海道湧別町
ゴールデンウイークにお送りしてきた「わがマチの寄り道グルメ」。
最終日の6日は北海道湧別町の「うな釜めし」です。
地元の食材にこだわった意外な新名物の魅力に迫ります。
この季節、色とりどりのチューリップが咲き誇る「かみゆうべつチューリップ公園」です。
花を見ながら食べられるのが…
「オホーツクうな釜めし弁当」です。
ふっくら焼きあがったウナギを主役に、錦糸卵とさやえんどうが彩りを添えています。
(岡嶋カメラマン)「ウナギとご飯、シャキシャキのきぬさやとの相性がぴったりでとてもおいしいです!」
チューリップ公園に併設したレストランなどが、ことしのゴールデンウイークに提供を始めたばかりですが、早くも名物になりつつあります。
(食べた人)「柔らかくて食べやすくて味もしっかりしていておいしいです」
(食べた人)「あっさりしていて、ちょうどいいくらいの脂ののりでおいしいと思います」
しかし、どうしてオホーツク地方でウナギなのでしょう?
(チューリップ館 吉田保子さん)「ウナギというのがオホーツクで養殖が成功したので、これはチャンスだと思って、お弁当を考えました」
実は、釜めしのウナギは北見市常呂で養殖されたもので、あっさりとした味わいが人気です。
さらに、もうひとつ地元の食材が…
さやえんどうを茹でるのに使っているのは、ミネラルが豊富なオホーツクの塩なんです。
オホーツク産にこだわったうな釜めしはことし3月、道が認証する「地場産たくさんオホーツク弁当」通称「オホ弁」に選ばれました。
(チューリップ館 吉田保子さん)「オホーツクの塩を使って茹でたら、シャキシャキ感と甘味が強く出て。ぜひ食べて下さい、とってもおいしいです」
オホーツクの食材にこだわった「うな釜めし弁当」。
美しいチューリップ畑を眺めながら味わってみてはいかがでしょうか?