（大谷翔平選手）「一緒にいて楽しい」「ずっといるのを想像できた」「皆さんがうるさいので」

２９日に自身のインスタグラムで結婚を電撃発表した大谷選手。

日本を飛び越えアメリカ全土にも衝撃が走る中、１日朝に会見を開きました。

（大谷翔平選手）「いたって普通の人っていうか、普通の日本人です」

（記者）「知り合ってどれくらい？」

（大谷翔平選手）「正確な日付はわからないですけど、はじめて会ったのは３、４年前くらいですかね」

（記者）「会見したのはどういう意図？」

（大谷翔平選手）「一番は皆さんがうるさいので。しなかったらしなかったでうるさいですし、今日まずここでして、野球に集中したかったというのが一番です」

（大谷翔平選手）「一緒にいて楽しいですし、全体的な雰囲気が合っているかなっていうか」

大谷選手の巨大壁画が「名所」となっているエスコンフィールド北海道。

１日は、ファイターズの２軍の試合が行われましたが…

中にはドジャースのユニフォームを身にまとい、愛犬・デコピン！？のぬいぐるみを持参した夫婦の姿が！

（帯広の大谷ファン）「やっぱり２人と１匹。昔から大谷くんを見ているもんですから、よかったなというかなんか親になった気分で、幸せになってほしいなと思いながら話を聞いています」

さらに球場内には…

（百瀬記者）「客席に大谷選手のユニフォームを来た人がいますね」

（大谷ファンの大学生）「ファイターズの時から（大谷選手の）ファンでした。ショックが２割くらいで羨ましいという気持ちも多少あります。生で見るのは５年以上前なので」

（百瀬記者）「可能性はあった？」

（大谷ファンの大学生）「可能性はちょっとあったかな」

ちょっぴり甘酸っぱいレモンサワーで、さみしさを紛らわせていました。

こちらはファイターズ時代に散髪に訪れていた札幌市内の美容室です。

（レオーネ　豊島貴久さん）「大谷選手をカットしていた席です」

ここが「大谷シート」と知らずに座っていたお客さんはー

（利用客）「（大谷選手が）来ていたのは知らなかった。びっくりとうれしい気持ちがあります。今後の活躍を楽しみにしています」

大谷選手は髪を切りながらどんな話をしていたのでしょうか。

（レオーネ　豊島貴久さん）「お菓子を買って帰ると言っていたのが印象に残っている。コンビニでアイスクリーム買って帰るとか。そんなものも食べるんだなーと思って聞いていました。良い幸せな家庭を築いてほしい。また来てくれたらうれしいですね」

オムライスにエビやゆで卵がトッピングされた、その名も「大谷くんカレー」は本人が必ず食べていた人気メニュー。

毎年、遠征の時に通っていた旭川市内のカレー店もめでたいニュースに大喜び。

いま大谷くんカレーを注文すると、一部のドリンクがサービスでついてきます。

（クレイジースパイス　斉藤広美さん）「知り合いから電話頂いてそれで初めて知って、え！？って驚きました。にぎやかな優しい家庭になってもらいたいですね」

祝福ムードは道内各地に広がっています。

ファイターズ時代に応援大使を務めていた日高の浦河町の町民はー

（浦河町民）「良かったですね。ますます頑張ってほしいです」

（浦河町民）「去年以上の活躍が期待できるのかな」

帯広市内の小学校では１４人の子どもたちに集まってもらいました。

（記者）「チーム名は？」

（子どもたち）「ドジャース！」

啓北・北栄ドジャースの野球少年たち。

大谷選手から学校に贈られたグローブの感謝も込めて、せーのっ！

（子どもたち）「ご結婚おめでとうございます！」

現在２９歳の大谷選手。

実は８年前、どさんこワイドに出演した際にはこんな一幕がありました。

（記者）「３０歳までに結婚したい？」

（大谷翔平選手）「（×の札あげる）」

この時の考えを変えてしまうくらいに素敵な出会いだったんですね！

侍ジャパン前ヘッドコーチで、ともにＷＢＣで世界一に輝いた白井一幸さんは、結婚が今シーズンの成績に与える影響についてー

（白井一幸さん）「とても大きくてプラスしかないと思う。食事の管理をしてもらえるのと、試合から帰って家に明かりがついている、こういう落ち着きはプレーには相当プラスになると思います」

北海道にゆかりのあるスター選手の電撃結婚に、道内も祝福ムードに包まれています。