北海道・千歳警察署はきょう（2025年2月25日）、千歳市内などの住宅で、計47件・現金813万円を含む貴金属など被害総額およそ1216万円相当を盗んだとして、住居侵入や窃盗などの疑いで逮捕されたベトナム国籍の男3人の捜査を終結したと発表しました。

警察によりますと、自称・不用品回収業のベトナム国籍の男ら3人は2023年5月から2024年6月までの間、千歳市や雨竜町の一般住宅などに侵入し、現金や貴金属などを盗んだということです。

男ら3人は同じ職場で働いていた同僚で、車で移動し、見張り役や実行役など2人以上で犯行に及んでいました。

窓ガラスを割って侵入し、郊外の家人がいない住宅や空き家を狙うことが多かったということです。

男らは2024年7月に入管法違反の疑いで逮捕されていて、その後の事情聴取で窃盗や住居侵入などの事件が発覚しました。

男らは調べに対し「お金が欲しかった」と容疑を認めていて、盗んだ現金などは趣味や生活費につかっていたということです。