マダラを冷たい潮風で 棒ダラの天日干しが最盛期「仕上がりはいつも通り」稚内市
北海道稚内市の海岸では、マダラを潮風にさらして作る棒ダラの天日干しが最盛期を迎えています。
棒ダラの天日干しは、下処理をし倉庫で1か月ほど乾燥させた真ダラを手際よく棚にぶら下げていきます。
稚内市の富士見地区はこの時期、晴れの日が多く湿度の低い冷たい風が吹き抜けるため、棒ダラの生産に適しています。
冷たい潮風にさらすことでうま味が増し、1か月ほどできれいなあめ色に干しあがります。
(丸北北海組 北崎祐一工場長)「富士見地区は昔から西からの浜風が適してるというか。仕上がりはいつも通りな感じで出来上がっています」
2か月ほど乾燥させた棒ダラは、さらに寝かせたあと主に関西方面に出荷されます。