「3回首を絞められた」中学生から性的いじめ受けた男子児童 同級生から別のいじめも 札幌市
中学生から性的ないじめを受けたと認定されていた札幌市の男子児童が、同級生などから別のいじめ被害にあっていたことが分かりました。
市は今後、調査に乗り出すとみられます。
(被害にあった男子児童の母親)「合計3回、覚えている範囲で3回首を絞められました」
被害にあった男子児童の母親によりますと、男子児童が5年生だった2023年6月から9月にかけて、学校で同級生などから首を絞められたほか、その2年前には現金2千円を奪われたりしたということです。
男子児童は3年前に中学生の男子生徒から性的ないじめを受けたとして、2024年、いじめ重大事態に認定されていましたが、今回発覚したいじめは含まれていませんでした。
札幌市は27日、児童生徒に重大な被害が発生したことが疑われる場合に立ち上げるいじめ問題再調査部会を開き、新たに発覚したいじめについて調査を行うかどうか話し合ったとみられます。
札幌市は「個別事案の審議は非公開」としています。