日米豪から3300人参加 有事を想定し3か国共同演習 東千歳駐屯地で開始式
北海道千歳市の陸上自衛隊・東千歳駐屯地で、米軍とオーストラリア陸軍との3か国共同の演習が始まり、訓練の開始式が開かれました。
4日に開始式が開かれた日米豪の共同演習は先月30日から始まっていて、82回目となった今回は初めてオーストラリア陸軍が参加しました。
この演習では、有事の際の日本の防衛を想定し、日米の対処能力と3か国の関係強化を目的としています。
(北部方面総監 末吉洋明陸将)「北朝鮮によるミサイル発射など、我が国を取り巻く安全保障環境が一層厳しさを増す中、緊密な連携を図ることは極めて重要と認識している」
駐屯地での演習は今月13日まで続き、3か国からあわせておよそ3300人が参加する予定です。