【プロ野球】イースタン・リーグ開幕 オイシックス新潟アルビBC 完封リレーで白星スタート《新潟》

プロ野球オイシックス新潟アルビレックスBCは15日、イースタン・リーグの開幕戦を迎えました。
リポート
「今年の開幕戦の舞台は、ライオンズの本拠地。ベルーナドーム。ここから2年目の140試合の旅が始まります。」
新生オイシックスは、新たに20人の選手を迎え、監督には武田勝監督が就任。
昨シーズン負けが込んだビジターでの開幕。
新潟から駆け付けたサポーターが後押しします。
サポーター
「頑張れ、オイシックス!」「オイシックス、勝つぞー!」「おー!」
開幕戦の先発投手を任せられたのは、今シーズン中継ぎから先発に転向した能登嵩都。
先頭打者をフォアボールで出し、その後3塁にランナーを進められますが、粘りのピッチングを見せ、初回を0点に抑えます。
初回こそ苦しみましたが、この日は、高いポイントから投げるストレートが冴えわたります。
4回裏にはそのストレートで3者連続三振に抑え、能登の好投からリズムを作ります。
そして、続く5回表。試合が動きます。
新キャプテン小西のヒットを起点に、続く中澤・藤原が連続でバントを成功。
相手のエラーも重なり、1アウト2塁3塁で、昨シーズン首位打者に輝いた知念大成につなぎます。
まず1球目は、少しストライクから外れたカットボールを、見ました。
そして、その直後の2球目!1球目と同じカットボールにしっかりと合わせ、ライトオーバーの2点タイムリー3ベースヒット。
3塁に到達した知念選手はヘッドスライディングを見せます。
この回、さらにもう1点追加し、オイシックスが3点の先制に成功します。
その後は、5回無失点7奪三振の活躍を見せた能登投手に変わり、日渡、三上、目黒が6・7・8回を0点に抑える安定した継投を見せます。
そして、9回のマウンドにはこの選手が上がります。
昨シーズンセーブ王を獲得した上村知輝。
最後は、空振り三振に抑え、見事5人の投手による完封リレー。
オイシックスは、開幕戦を3対0の勝利に収め、今シーズンのイースタン・リーグを白星でスタートしました。
武田勝監督
「数少ないチャンスをものにして、勝ちにに繋がったという本当に素晴らしい試合でした。」
5回無失点!能登嵩都投手
「(開幕投手について)緊張はもう二日前くらいから、胸がソワソワするなみたいな感じはしました。勝ててひと安心かなと思います」
タイムリーヒット!知念大成選手
「一戦一戦チーム一丸となって勝ちに貪欲に思い切りやっていきたい」
ホーム開幕戦は3月22日(土)午後1時からHARD OFF ECOスタジアム新潟で北海道日本ハムファイターズと対戦します。