10日午前、東京電力・柏崎刈羽原発の6号機の非常用ディーゼル発電機の制御盤室で発煙があり消防へ119番通報が行われました。外部への放射能の影響はないということですが東京電力が原因を調べています。

10日午前、柏崎刈羽原発の構内に消防隊員の姿がありました。発煙があったのは東京電力が再稼働を目指す6号機の施設です。

東京電力によりますと10日午前10時4分、外部電源が無くなった際に使われるディーゼル発電機の制御盤を点検するために電源を入れたところ煙が上がり火災報知器が鳴ったということです。

所員による初期消火で煙は約15分後に収まりました。けが人はいないということです。

現場は放射線の管理区域の外で、東京電力は「外部への放射能の影響はない」としています。

消防への119番通報が行われた6号機での発煙。東京電力が原因を調べています。