労働基準監督署が緊急点検パトロール 大分県内では去年1年間に16人が労働災害で死亡
労働災害による死亡事故が相次いでいる状況を受け、大分労働基準監督署が6日、緊急点検パトロールを行いました。
大分労働基準監督署によりますと、県内では去年1年間に労働災害により16人が亡くなりました。
これは過去10年間の中で最多に並ぶということです。
また、ことしに入っても先月、クレーンからアルミ板が落下し、20代の作業員の男性が亡くなる事故が起きています。
こうした状況を受け、大分労働基準監督署は緊急点検パトロールを実施しています。
大分市の南日本造船でも6日、転落防止の対策が取られているかなど現場の状況の確認が行われました。
◆大分労働基準監督署 池辺雅文 署長
「作業の手順、こうすれば安全に作業が行われるということを従業員、労働者に実行させてもらいたい」
パトロールは来月31日まで行われるということです。