◆大分第一ホーバードライブ小田典史社長
「空港アクセスの年内スタートは一度見送り、来年のスタート。諸問題などの解決にもう少し時間がかかると判断した」

ホーバークラフトは空港アクセス向上のため、大分県が復活を決め、当初は2024年春までの就航を目指していました。

しかし、船体の納入が遅れたほか、2023年11月には操縦訓練初日に事故が起き、スケジュールは遅れることになり、運航会社の大分第一ホーバードライブは2024年秋までの運航開始に向けて準備を進めていました。

2024年11月に国から運航許可が出され、11月30日から別府湾周遊の運航を先行して開始。空港のアクセス航路の運航は年内に始めることを目指していましたが、大分第一ホーバードライブの小田典史社長は25日会見を開き、年内就航の見送りを発表しました。

理由としては、天候の影響で別府湾の周遊が当初の予定より半分しか運航できておらず「実績が少ない」ことや乗客からバリアフリー対応などの要望が出され、サービスを充実させる必要が出たことを挙げています。

空港アクセス航路の運航は「来年にスタートする」としてますが、現時点では詳細なスケジュールは未定だということです。