全国で350か所以上「おもちゃ図書館」子供の成長や発達に合わせて遊べ保護者の交流の場にも 大分
子どもが楽しく遊べて保護者が交流出来る場所をつくりたい。そんな思いが込められたおもちゃ図書館を紹介します。
慌ただしく準備に追われているのは大分県大分市に住む浜崎希帆さんです。市内にある南大分公民館でおもちゃ図書館を毎月開催しています。
◆にこまるおもちゃ図書館 浜崎希帆代表
「(子育てに関係する場所で)ほかのお母さんたちとの繋がりが出来ていろいろ教えてもらったりとか 励ましてもらったり、そういう ことが多かったので、このおもちゃ図書館もそういう場所になったらいいなという気持ちでやっている」
おもちゃ図書館では子どもたちがおもちゃで遊んだり無料で借りて自宅に持って帰ることも出来ます。
おもちゃの図書館全国連絡会によりますと日本では1983年ごろから始まった活動で現在は全国で350か所以上あるということです。
こちらでは赤ちゃんから小学生向けまでのおもちゃが80個以上あり助成金や寄付などを利用してそろえたそうです。
この日も子どもたちが楽しそうに遊んでいました。
開催時間は1時間ほどですが毎回、親子あわせて40人ほどが足を運んでいるといいます。
◆利用者
「すごくありがたい。なかなかおもちゃを頻繁に買えないので、いろいろなおもちゃがあって知れるチャンスになるとてもいい機会」
「ここで会って幼稚園でどうとか大きくなってきてそれぞれどうだという話は(保護者同士で)よくする」
「一緒にいてお話も出来て楽しく参加出来ている」
このおもちゃ図書館を最初は利用者として訪れていた浜崎さん、前の代表が県外に引っ越すことになり活動を引き継ぐことにしました。浜崎さんは子どもが楽しむことはもちろん保護者の息抜きや交流の場になってくれたらと話します。
◆にこまるおもちゃ図書館 浜崎希帆代表
「子どもたちの成長や発達に合わせたおもちゃでたくさん楽しんでもらいたいのと、お母さんお父さんの繋がりにも役立てたらいい」
◆取材した田中愛佳アナウンサー
子どもを通じて自然と保護者同士の会話が生まれることもあって子育て中はそんな瞬間がリフレッシュになるんですよね。
我が家ではおもちゃを買っても子どもがすぐに飽きて遊ばなくなることがよくあるんですけど、定期的に違うおもちゃを借りることで子どもが新鮮な気持ちで楽しく遊べるのが親としてはうれしい。