狂犬病の主な感染源は「子犬」フィリピンで年間300人近くが亡くなる 大分大学発表
狂犬病に人が感染する場合に主な原因が子犬にあることが大分大学の研究で明らかになりました。
大分大学は、狂犬病に人が感染した場合は主に子犬からの感染だったことが明らかになったと発表しました。
これは、狂犬病で年間200人から300人が亡くなっているというフィリピンで、患者への聞き取り調査などから明らかになったものです。
狂犬病に感染した犬などにかまれることでウイルスが侵入し、人にも発熱などの症状が出るとされている狂犬病。
成犬にかまれた場合に比べ、子犬ということで油断するケースも多いため大分大学では、研究の成果を狂犬病予防の取り組みに役立てたいと話しています。