大分県内初 日英共同訓練始まる 地元の住民からは抗議も「外国の軍隊の訓練が恒常化してきている」
大分県内では初めてとなる陸上自衛隊とイギリス陸軍による日英共同訓練が、15日から日出生台演習場で始まりました。
県内初の実施となる日英共同訓練「ヴィジラント・アイルズ」。イギリス軍が県内で訓練を行うのもこれが初めてとなります。
15日は日出生台演習場で訓練の開始式が行われ、陸上自衛隊の前島政樹第12旅団長が「日英共同による作戦遂行能力の向上に努めてもらいたい」と訓示しました。一方、イギリス陸軍のロバート・アーター副戦闘団長は「両国の強さと結束を示す新たな1ページとなることを期待する」と述べていました。
◆TOS渡辺一平記者
「日出生台演習場です。訓練開始を前に地元の住民などが演習場に向けて反対の声を上げている」
こうした中、演習場前では地元住民などが「日出生台での外国の軍隊の訓練が恒常化してきている」などと抗議していました。
日英共同訓練は15日から12日間の日程で行われ、実弾射撃訓練などが予定されています。
最終更新日:2025年1月15日 18:45