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大手広告代理店社員を名乗る女性によるSNS型ロマンス詐欺 30代男性が163万円被害 大分

2025年3月19日 19:12
大手広告代理店社員を名乗る女性によるSNS型ロマンス詐欺 30代男性が163万円被害 大分

大分県別府市に住む30代の男性が約163万円をだまし取られるSNS型ロマンス詐欺被害にあったことが分かりました。

警察によりますと2024年12月14日、男性の携帯電話に大手広告代理店の社員を名乗る女性からインスタグラムのダイレクトメッセージが届き、その後LINEでやり取りを始めました。

男性はその人物から「私の会社の社内活動グループに入って活動すれば、福利金や報酬を受け取ることができる」などと言われ、その人物から送られてきた二次元バーコードを読み取ったところ、その人物が勤務する会社のカスタマーセンター職員を名乗る女性とLINEで繋がりました。

そして、そのカスタマーセンター職員を名乗る女性から「指示したLINEの動画をフォローし、画面をスクリーンショットして送れば報酬を支払う。活動システムを最適化するための資金を入金すれば追加報酬を支払う」などと言われ、そのことを信じた男性はキャッシュレス決済サービスを利用して相手方に送金しました。

その後、そのカスタマーセンター職員を名乗る女性から「資金運用プラットフォームに登録して入金すれば利益を出すことができる」などと言われ、男性は別のLINEグループに誘導され、相手の指示に従い資金運用名目や出金手数料名目で2025年1月から3月にかけて指定された口座に振り込む方法で合計約163万円をだまし取られる被害にあったということです。

警察は「SNSで知り合った相手からの儲け話は詐欺を疑い、金を振り込む前に家族や警察に相談してほしい」と注意を呼びかけています。

最終更新日:2025年3月19日 19:12
    テレビ大分のニュース