小学校教師がSNSで中傷 “こんな保護者じゃ子供が適応障害に…” 直接謝罪受けるも被害女性は… 大分
大分県大分市の小学校教師が自身のSNSで愛知県に住む女性を中傷する投稿をしていたことがわかりました。
暴言を受けた女性は「心をえぐられた」と話しています。
これはTOSが入手した大分市の小学校に勤務する30代の男性教師のXの投稿です。
「お子さんがポンコツにならないように頑張って下さい」などと中傷する言葉が並んでいます。
大分市教委などによりますとこの男性教師は今月、小学生の娘がいる愛知県内の40代の女性に対しXで中傷する投稿を繰り返していました。
中傷を受けた女性は…
◆暴言を受けた愛知県の女性
「『こんな保護者じゃ子供が適応障害になるのは仕方がない』というようなことを書かれたり、結構心をえぐられるような言葉が並んでいる状態」
先週、市教委に電話があり事態が発覚。
男性教師は28日に校長と共に女性のもとを訪れ、直接、謝罪したということです。
しかし…
◆暴言を受けた愛知県の女性
「とりあえず謝罪に参りましたと言っていたので、とりあえずなんだなと思って、反省はしてないんだろうなとこちらとしては感じました」
◆佐藤光好 大分市教育長
「極めて遺憾であり強い憤りを感じているが教員としてその前に人として決して許される行為ではない」
31日に開かれた大分市教育委員会の会議で佐藤教育長は事態を「遺憾」としました。
大分市ではSNSで不適切な投稿を繰り返したとして去年は当時30歳の小学校教師が文書訓告処分を受けています。
相次ぐ教師によるSNSでの不適切な投稿。
市教委は「SNSの扱いなどのチェックリストを作成し再発防止を徹底する」と話しています。