大分県大分市の高崎山自然動物園では、人気ザルを投票で決める「選抜総選挙」の結果が20日発表されました。あのパフォーマンスにちなんで名付けられた「ペッパーミル」が１位に輝いています。

今年の高崎山の選抜総選挙は抽選などで選ばれた20匹に、マスコットキャラクターの「ななまる」を加えた21匹で争われました。投票はおよそ1か月間、園とインターネットで受け付け、20日その結果が発表されました。

その結果、0歳のオス「ペッパーミル」が見事1位に輝きました。「ペッパーミル」は2023年に最初に生まれた赤ちゃんザルで、その愛くるしい顔で有効投票数2056票のうち、267票を集めました。また、2位は1歳の子ザル「ピース」で240票、3位は「ななまる」で207票となっています。

高崎山自然動物園の板井志郎所長は「約1000匹のサルがいるので、その中から自分好みのサルを見つけにきてもらえれば」と話しています。