交通死亡事故の死亡者数が過去最少タイ 杵築日出警察署は「ギラギラマン」が活躍 大分
去年1年間の交通事故の死亡者数が2年連続で過去最少となったことなどをうけ、大分県警に26日、佐藤知事から感謝状が贈られました。
県警によりますと、去年1年間の交通事故の死亡者数は32人で、最も少なかった一昨年と同じ人数でした。また、交通事故の発生件数自体も19年連続で減少に。
こうした状況について、佐藤知事は26日、「県民生活の安全確保に努めた結果」だとして県警に感謝状を贈りました。これに対し種田英明本部長は「日本一安全な大分の実現を目指して、取り組んでいきたい」と決意を述べてました。
交通事故を防ぐため、県内では様々な取り組みが。
こちらは500日以上交通死亡事故が起きていない日出町です。
管轄する警察署では…
◆杵築日出警察署地域交通課 甲斐貴之課長
「夜間や夕刻の交通事故を防ぐため、 ギラギラマンという警察官の街頭活動を行った。これは反射材の着用促進を目的に自らが反射して、通行する車両の運転手や県民にアピールをしている」
ユニークな取り組みは他にも…
死亡事故の発生が無い日が連続100日達成する度に、警察署にはこいのぼりが。今度は6匹目を揚げようと、取り組んでいます。
◆杵築日出警察署地域交通課 甲斐貴之課長
「今後も目を引くような活動を行って、少しでも(県民の)交通安全の意識を高めていきたい」
悲惨な事故を1件でも減らす。
その強い決意で、県警はことしも交通安全を呼び掛けます。