大卒者の就職内定率96.9%「売り手市場影響」 過去最高に 大分
この春、大分県内の大学などを卒業した人の就職内定率は96.9%で、過去最高となりました。
これは大分労働局が30日、発表したものです。それによりますと、先月に県内の大学などを卒業した人の就職内定率は先月末時点で96.9%でした。
前の年から1.2ポイント上昇し、1996年の統計開始以来、最も高くなりました。
過去最高となった要因について大分労働局は「人材不足による売り手市場が続いていて大手企業だけでなく中小企業でも労働環境の改善が進んだため」と分析しています。
また、県内の高校を卒業した人の就職内定率は99.6%で過去最高だった去年に次ぐ2番目の値となっています。
これについては大学進学率が上がり高卒の就職希望者が減っていることなどが要因だということです。