2024年8月4日から16日にかけて、大分県日出町に住む60代の男性がSNS型のロマンス詐欺の被害にあったことが分かりました。被害額は445万円に上っています。

警察によりますと、男性が使用しているSNSに、7月中旬頃、自称海外在住の女性からメッセージが送られてきました。
その後、その女性から別のSNSでのやりとりを持ち掛けられ、何度かやりとりをしていたところ、SNS上で親密な関係となりました。

そしてその女性から、女性の叔父が金の投資を行って儲けているとして、男性は投資話を持ち掛けられました。

さらに「海外で財団法人を立ち上げ、学校などを作りたい。投資で利益が出た分の2割を寄付してもらいたい」などと言われ、男性は同情して投資話を信じたということです。

その後、女性の叔父を名乗る男性から、SNSを通じて投資に関するアプリのインストールを指示され、金の投資を始めました。

その後、合計4回にわたって指定された口座に現金445万円を振り込みだまし取られたということです。

警察は「SNSで知り合った相手が投資を勧めてくるのは詐欺の手口。金を振り込む前に家族や警察に相談して欲しい」と注意を呼びかけています。