津久見市新庁舎建設 住民投票実施のための条例案可決 石川市長「修正部分を精査したい」 大分
大分県津久見市では28日、臨時の議会が開かれ、市役所の新庁舎建設について住民投票を行うための条例案などが可決されました。
老朽化した津久見市役所の庁舎を巡っては、新庁舎を港の埋め立て地に建設することが計画されていました。
これに対し、石川市長は中学校の跡地などを活用する案を提示。
この2案で4月21日に住民投票を行いたい考えで、28日の津久見市議会の臨時会で実施するための条例案などを提案しました。
これに対し、議員側から投票総数が有権者数の2分の1に達しないときは成立しないとするなどの修正案が出され、賛成多数で可決されました。
◆石川正史津久見市長
「原案で市民の皆さんに住民投票で判断してもらいたかったので、とても残念」
また、石川市長は「修正部分を精査したい」と話していました。