高校スポーツの祭典「県高校総体 総合開会式」オリンピックのような演出も 約2000人が参加 大分
大分県高校総体の総合開会式が29日、大分市で行われました。
6月1日から3日間にわたって繰り広げられる熱戦を前に、高校生たちによる華やかなセレモニーとなりました。
迫力ある演出で幕を開けた高校スポーツの祭典「県高校総体」総合開会式。
この中では、県内の高校生が手がけた大分や福岡などで開催される北部九州総体のPR動画も公開されていました。
◆TOS山路謙成記者
「選手たちが続々と入場してきた。みなさん凛々しい表情で堂々と入場行進している」
式には大会に出場する選手のほか、照明や式典の司会を担当する文化部の生徒などおよそ2000人が参加しました。
また、2024年はより選手たちが輝けるようにと、スポットライトの数や入場行進のルートも変更してオリンピックのような演出も。
そして、大分西高校なぎなた部キャプテンの上杉真子選手が力強く選手宣誓しました。
◆大分西高校なぎなた部 上杉真子選手
「これまで支えてくれたすべての方々への感謝の気持ちを力に変え、正々堂々と競技することを誓います」
総合開会式に先立って一部の競技はすでに始まっていますが、6月1日からの3日間を中心に、55校のおよそ6500人の選手たちがインターハイ出場を目指して熱戦を繰り広げます。
TOSではことしも式の模様をライブ配信しました。セレモニーの様子はTOS公式ユーチューブで見ることができます。
では、ここで34競技の中から注目の団体や選手を紹介します。
6月1日には剣道の女子団体戦が行われ、2024年3月の全国選抜大会で初優勝を果たした明豊高校が登場します。
また、2日にはこの春、男子柔道で日本一に輝いた柳ヶ浦の吉村悠之介選手や、3年ぶりにインターハイで優勝を目指す大分西高校なぎなた部が大会に臨みます。
そして3日はバレーボールやサッカーなどの決勝が行われ、県代表が決まります。
インターハイは7月21日から8月20日にかけて北部九州を中心に開催され一部の競技は大分でも行われます。