北アルプス奥穂高岳に単独登山 行動不能となっていたシンガポール国籍の40歳女性救助 けがなし
北アルプス奥穂高岳に登っていたシンガポール国籍の40歳の女性が道に迷い行動不能となっていましたが9日午後、県警の救助隊によって救助されました。けがはないということです。
救助されたのはシンガポール国籍の40歳の会社員の女性です。8日単独で奥穂高岳に向かっていたところ途中で道に迷い行動不能になりました。シンガポールにいる妹にメッセージを入れ、その妹から8日午後7時半すぎ、警察に通報がありました。
県警の山岳遭難救助隊が9日午前7時に地上から救助に向かい午前10時半ごろ女性を発見。女性は救助隊とともに歩いて下山し、午後4時半ごろ救助されました。女性は疲労しているもののけがはないということです。
奥穂高岳では先週末にも親子2人が遭難し父親の77歳の男性医師が死亡。今年はこれまでに298件の山岳遭難が発生し亡くなった人は41人といずれも前の年の同じ時期より増加しています。