高速道路の岡谷ジャンクションのリニューアル工事における渋滞の影響で交通事故が多発していることを受け、8日朝、警察などが注意喚起を行いました。

長野道上り線、梓川サービスエリアでチラシなどを配って啓発活動を行ったのは高速道路を管理する中日本高速道路と県警高速道路交通警察隊です。

岡谷市の岡谷ジャンクションでは今年5月から大規模なリニューアル工事が行われていて、連日、渋滞が起きています。

この渋滞に伴う事故が9月30日までの5か月間で63件起きていて、そのうち15件が人身事故。1人が死亡しています。

県警高速道路交通警察隊　今溝 隆 隊長補佐
「工事がありますと渋滞も発生します。前を見ていただいて、早め早めに危険個所を把握して安全運転をお願いしたい」

工事は途中、休止期間もはさみながら2029年まで続く予定です。

警察では、スピードを落として前方をしっかり見て運転するよう呼び掛けています。