東日本大震災で被害 そして大規模山林火災 佐久市から岩手・大船渡市へ ラーメン食べて被災地支援 一杯1000円!ラーメン店には行列 義援金は全額寄付へ
大震災の被災地の一つが岩手県・大船渡市です。 14年の節目を迎える前に2月から大規模な山林火災に見舞われました。
大船渡市と友好都市の関係の佐久市では11日、 ラーメンを通じて被災地を支援しました。
昼時の佐久市のラーメン店。ずらりと長い行列ができていました。
♪いらっしゃいませ
代金は募金箱へ。
11日、1日だけ、一杯1000円のラーメンの売り上げを山林火災の被災地岩手県大船渡市に全額寄付するチャリティーラーメンです。開店と同時に店内は満席に。
佐久市と大船渡市は、宇宙航空研究開発機構JAXAの施設があることから「銀河連邦友好都市」となっています。
その大船渡市は先月発生した、国内最大規模となる山林火災に見舞われおよそ2900ヘクタールが焼失。1人が亡くなり、210棟の建物が被害を受けました。
佐久商工会議所青年部髙畑誠一 副会長「(山林火災の)災害に遭われた方が多いので、われわれ佐久商工会議所青年部で何かお手伝いできることはないかということで遠く離れた場所ではあるがチャリティーラーメンをやろうと多少なりとも大船渡の力になれればと考えています」
提供するのは、佐久地域のラーメン店など11店舗が食材を持ち合い思いを込めて作った一杯です。
客は
「東日本大震災から14年経過したなかでまた大きな災害に見舞われて大船渡の皆さん大変だと思います。少しでも協力できればいいですし、青年部の皆さんの取り組みに本当に感謝しています」
客は
「ワカメ漁が最盛期だけど船が出せなくて不安な人たちがいっぱいいるみたいなので、継続的に心を寄せていくことが必要なのかなと思う」
11日の営業で、183杯。「30万7421円」の義援金が集まり、全額大船渡市に寄付されるということです。