雪の中 南極観測隊が東御市で訓練 南極での安全な行動・必要な知識や基礎技術を学ぶ 12月には南極へ
今年12月に出発する予定の南極観測隊が東御市で訓練に励んでいます。
雪の中、東御市の湯の丸高原で行われていたのは「南極地域観測隊」の訓練です。
今年12月に出発予定の隊員など75人が参加し、南極での安全な行動に必要な知識や基礎技術を学びます。
湯の丸高原は雪が深く、南極に向けた訓練に適していることから、ここでの訓練は6回目です。
3月4日は活動中に救助要請が発生した場合を想定し簡易テントやロープを使って負傷者を運ぶ方法を確認しました。
青木茂 第67次南極地域観測隊長
「南極でも色々な種類の困難があると思いますけれどもみんなで助け合って乗り越えていってもらえればと思います」
訓練は7日まで行われ観測隊は今年12月からおよそ3か月間、南極で気候変動や海洋について調査を行う予定です。