北陸新幹線敦賀延伸10か月 長野市で福井の物産フェア始まる
北陸新幹線敦賀延伸から16日で10か月です。より身近になった信州で福井の魅力を伝えようと、物産フェアが始まりました。
木下歌織キャスター
「大きな口に大きな体の恐竜。福井で見つかったフクイラプトル。隣には鋭い牙のティラノサウルスの複製。福井を身近に感じる物産フェアが青木島ショッピングパークできょうから始まりました」
福井特産の「焼き鯖寿司」に、冬によく食べられるという水ようかん。3回目の開催となる今回は地酒14種類も新たに加わり、およそ230種類の商品が販売されています。
千曲市から
「これ(フェア)を狙ってきた」
「焼き鯖寿司とサバのへしこ、春暖かくなって3月4月くらいになったら行こうかな」
長野市(福井市出身)
「お正月に福井に帰ったけど、いろいろ食べられるということで初日から来ました。長野のそばと全然違うそばなので福井のそばは。そういう違いを楽しんでもらいたい」
北陸新幹線の敦賀延伸で長野と福井間は最速1時間31分に。このため、長野と新潟から福井を訪れた人は開業後9か月間で16万9000人と延伸前と比べておよそ8割増えています。
福井県東京事務所 湯川直副所長
「乗り換えなしにというのも大きな特徴で心理的に長野から福井の距離が縮まったなと思います。ますます交流が活発になればと思いますし福井から長野の方にも来ていただけるようにと思っています」
この物産フェアは1月20日まで開かれていて化石の発掘体験などのイベントも行われる予定です。