キュウリ農家もびっくり!キュウリのシャーベット!?地元野菜の消費拡大を狙う
農産物の生産が盛んな下伊那郡・豊丘村で11日、暑い時季にぴったりの新商品がお披露目されました。使っているのは意外な食材です。
豊丘村の道の駅で新たに開発されたのが、暑い時季にぴったりのジェラートとシャーベット。全部で6つのフレーバーが発表され、中にはこんな変わった味もありました。
「パプリカの果肉や風味を感じます。スッキリとした甘さ でとても食べやすくておいしいです」
地元産の野菜を使った「野菜シャーベット」です。
味はトマトやパプリカ、キュウリなど4種類。
キュウリは、あえて皮を残した状態でペーストにして、牛乳を加えないことで本来の色や味を生かしています。
素材を提供した地元のキュウリ農家は…。
地元農家は
「キュウリのシャーベットを作ると聞いたときに本気か?と思ったんです」
農家も驚きの商品開発。
そこには村をあげての意図があります。
春タケノコ、夏には果物など農産物の生産が盛んな豊丘村。
去年、地元農家が育てた野菜を提供するビュッフェレストランをオープンさせるなど、農業を積極的に観光に取り入れていています。
今回の商品も長いもので2年かけて開発。
地元野菜の消費拡大を狙い、農家を応援したい考えです。
南信州とよおかマルシェ副支配人 三浦 裕樹さん
「いい物を提供していただいているので、それを生かして農家さんに喜んでいただいているのは、私もやっていて一番いいこと。暑い時季はとよおかマルシェに来てもらえればと思います」
新商品は、道の駅にあるパンとジェラートの店で13日から販売されます。