県内の養鶏場で鳥インフルエンザの感染確認が相次いでいることを受け、達増知事は16日、国に対し「緊急消毒」の実施に必要な支援を求めました。

県内では、今月2日から11日にかけて、盛岡市と軽米町のあわせて3つの養鶏場で高病原性鳥インフルエンザの感染が確認されました。

これを受け、県は農林水産省の方針を踏まえ、100羽以上を飼育するおよそ500の養鶏場を対象に「緊急消毒」することを決めました。

達増知事はウェブ会談で消毒で使う資材の確保など協力を国に求め、庄子賢一農林水産大臣政務官は「全力で支えていく」と述べました。

県では「速やかに緊急消毒を実施したい」としています。