【感謝を込めて】今年度で閉校する末崎中学校で最後のワカメ販売 生徒が自分たちで育てた海の幸で地元住民と交流 岩手・大船渡
今年度で統合により閉校する大船渡市の末崎中学校で、地元住民との交流会が開かれ、生徒たちが育てたワカメを販売しました。
「いらっしゃいませ。末中最後のワカメです」
末崎中学校は、2002年から地元の産業について学ぼうとワカメの養殖に取り組んでいます。しかし、学校は今年度を最後に統合により、閉校することになっていて、ワカメの学習もことしで最後となります。
13日は地元住民およそ70人が交流会に訪れ、生徒たちが育て販売したワカメを購入しました。
訪れた住民
「(Qこのワカメもことしで終わりだそうで)そうですよね、さびしい。(Q、どんなふうにして味わいますか?)やっぱりみそ汁かな、一番は」
末崎中1年 伊藤悠真さん
「パック詰めとか大変だったけど、こうして末中最後のワカメを販売できるので、ぜひみんなで食べてほしいです」
生徒たちは、これまで末崎中学校を支えてくれた地域の人たちへ感謝を込めて交流していました。