去年3月、売上金から現金およそ190万円を横領したとして、県交通安全協会の元職員の女が逮捕されました。

逮捕されたのは、県交通安全協会の元職員 壽 麻実子容疑者50歳です。

警察によりますと、壽容疑者は、協会で収入証紙の購入や売上金の管理などを担当していて、去年3月、収入証紙の売上金の一部　現金およそ190万円を横領した疑いがもたれています。

壽容疑者は調べに対し「間違いありません」と容疑を認めています。
警察は余罪があるとみて捜査を進めています。

県交通安全協会によりますと、壽容疑者がこれまでに協会から横領した金額は、2011年から今年3月までに、およそ3000万円にのぼっていて、横領した金の使い道については「生活費や借金の返済に充てた」と話しているということです。

壽容疑者は、今年7月に協会を懲戒解雇されています。