「みんなで助け合い」大雨で被災の山形県酒田市で地元の高校生がボランティア
7月の記録的大雨災害からおよそ1か月半が経過しましたが、甚大な被害があった山形県酒田市では、現在も土砂の撤去などが進まない住宅も多く残っています。こうした中、地元の高校生たちがボランティア活動に汗を流しています。
大雨による荒瀬川の氾濫で、大きな被害を受けた酒田市の八幡地域。これまでに住民からボランティア派遣の要望のあった250件余りのうち、8日までに作業が完了したのは151件で、対応中は66件、36件は未対応だといいます。
こうした中、酒田市の酒田光陵高校の生徒たちがボランティア活動に取り組んでいます。9日は常禅寺地区で、普通科の1年生72人が、被災した住宅の使えなくなった家財道具や土砂の運び出しに参加しました。
被災した大沢地区から通う荒生林人さん(16)「みんなで助け合っていま協力して地域の人とボランティアの人も来てくれて本当に自分も助けられて何か成長出来たかなと思っています」
酒田光陵高校では1、2年生を中心に6日から7回に分けて合わせておよそ400人の生徒が災害ボランティア活動に参加する計画です。