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立春の朝にだけ絞った新酒「立春朝搾り」出荷始まる・山形

2025年2月3日 13:00
立春の朝にだけ絞った新酒「立春朝搾り」出荷始まる・山形

2月3日は立春です。寒河江市の蔵元では、春の始まりを感じてもらおうと、朝、搾ったばかりの新酒、「立春朝搾り」の出荷作業が行われました。
「立春朝搾り」は、立春の夜明け前に搾った出来たての日本酒で、その日のうちに消費者に届けて、春の訪れを感じてもらおうと「日本名門酒会」に加盟する全国各地の蔵元で毎年造られています。県内では、寒河江市と鶴岡市にある2つの蔵元で瓶詰が行われ、このうち寒河江市の「千代寿虎屋」では、3日午前2時から作業が始まりました。搾ったばかりの日本酒が次々に瓶詰めされ、およそ3000本の「立春朝搾り」にラベルが貼られました。

千代寿虎屋 大沼寿洋 社長「搾りたてなのでフレッシュ感があって、程よい酸味と甘み、飲み口のいい軽やかなお酒に仕上がった」
「家族や仲間、親しい人と一緒に酌み交わしてもらって、一足早い春の訪れを感じてもらいたい」

こちらの酒蔵でできた「立春朝搾り」は、祈祷を受けたあと、2日中に予約客のもとに届けられたほか、庄内を除く県内12の酒販店で販売されるということです。

最終更新日:2025年2月3日 13:00
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