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苔むした515メートルの参道、両側には咲き始めのアジサイの花…山形市の出塩文殊堂

2024年6月21日 20:16
苔むした515メートルの参道、両側には咲き始めのアジサイの花…山形市の出塩文殊堂

初夏の花として知られる「アジサイ」。山形市内の名所として知られる出塩文殊堂でも咲き始め、青や紫の涼し気な色彩の花々が訪れた人たちを楽しませています。

山形市村木沢の「出塩文殊堂」に続くこちらの道は通称「あじさい参道」と呼ばれています。515メートルに及ぶ長い参道の両側には主に県内の人たちが寄贈したおよそ2500株のアジサイが植えられています。

東京から「とてもきれいな青い色があっていいなと思った。ことしはすごく雨が少ないそうでアジサイのつぼみも小さくて一雨降ればぱっと咲くと思うんだけどね」

上山から「落ち着きますね。下は暑いのにここはしっとりしてて。咲き始めの色がとてもきれいで十分色は楽しめた」

山形地方気象台は20日、山形でアジサイの開花を発表しました。去年より6日早く、平年より13日早い開花です。村木沢コミュニティセンターによりますと、高温の日が増えている影響で、アジサイの開花時期は年々早まってきているということです。

仙台から「日々疲れていたのでちょっと癒された。きれいな色で仙台にもアジサイはあるが、(ここには)珍しい色もあったので楽しかった」

「あじさい参道」のアジサイは日当たりの良い参道の下の方から生育が進み、6月末から7月上旬にかけて見ごろを迎えます。出塩文殊堂では7月1日からあじさい祭りが行われ、夜のライトアップや記念式典などが予定されています。

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